仲田修子&MIDNIGHT SPECIAL

LIVE REPORT at ペンギンハウス

2008年 6月7日 

さあ、先月の野外ライブから一ケ月、仲田修子&MIDNIGHT SPECIALにとってはホームグランドでのライブ。なんと今回、八ヶ岳のノリノリロックンロールバンド「デンプシーロール」も登場し、大盛り上がりでしたねー。デンプシーロールを観に地元からお越しのお客さんも大勢いらしたようです。

★ペンギンハウスの入り口です。なんと仲田修子のアコースティック編成が!

★これが仲田修子アコースティック編成です。

左からジミー矢島(アコースティックギター)、瀬山研二(パーカッション)、仲田修子(ヴォーカル)、有海治雄(アコースティックギター)

いつものロックンロールなバンド編成と違い、アコースティックギター2本が奏でる美しく優しいハーモニーがとても印象的でした。ファンの方の希望で、「猫を探して」というかなり昔にやっていた曲が久々に披露され、客席から感激の声が聞こえました。

★登場、デンプシーロール !!

過労死を題材に作られたオリジナルの曲が、個人的にヒットしました。

パーム鈴木さん(ボーカル)の人情深い人間性が感じられるステージでしたねー。

来年も、きっと高円寺に来てくれるでしょう。


★歌が始まる直前の、緊張感漂う瞬間です。

★そして、バンド編成での演奏がスタート。

デンプシーロールの演奏で
客席がホットになっていたせいか、一曲目の『ある夜の出来事』から客席は盛り上がり、スタンディングで踊る人もいつもよりたくさんいました。

ジミー矢島のソロはアコースティックギターなのに、どんどん前に出てくる迫力サウンドでした。

左)ジミー矢島  中)増吉俊彦(ベース) 

R&Bサウンドの『ここにいるよ』でのジミー矢島と有海春雄のギターソロの迫力ある掛け合い。



MCでは修子さんのギャグ(?)に、会場が沸きました。右)有海治雄

続いては『ミッドナイトスペシャル』『回転ドア』『スイートホームシカゴ』おなじみのブルースナンバー三連発。『スイートホームシカゴ』では踊る人もさらに増え、『シンデレラのお姉さん』が始まると客席から大きな歓声が起きました。そして、ラストの曲は『国立第七養老院』鉄壁のキラーチューンの連続でステージは終わりました。

そして、もちろんアンコールの拍手とコールが…
始まったのはヘビメタ調『東京音頭』破壊的アレンジに客も壊れ気味に?!
一転『東京行進曲』『シングシングシング』とスイングに移るメドレーは何度聞いても意外性と実力を感じさせます。

再びのアンコールの後、ピアノをバックに歌われた『ローズ』では静まり返った客席に修子さんのパッション溢れる、それでいて抑制の効いた歌声が響きました。

ドラムス、瀬山研二

「どうもありがとう?!」最後にニッコリ修子さん。

20080606@高円寺ペンギンハウス セットリスト

■アコースティック編成

1、夜が好き

2、猫を探して

3、ホーボーズララバイ

4、ラ・コンドル

5、ミー&ボビーマギー

■バンド編成

1、ある夜の出来事

2、ここにいるよ

3、ミッドナイトスペシャル

4、回転ドア

5、スイートホームシカゴ

6、シンデレラのお姉さん

7、国立第七養老院

アンコール:東京メドレー

アンコール:ローズ


ライブレポート&フォト 山椒フィッシュ